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今日のブログはお勉強!

2018.02.20

今日も一日、お疲れ様でした。

今日は一日ポカポカ陽気で、気持ちいい一日でした。

先週の大雪が嘘のようです。

 

先週火曜日、徳島県西部は大雪に見舞われ、朝早くからパトロール→除雪&凍結防止剤散布と大忙しでしたが、一週間たつとかなり暖かくなりました。

ポカポカ陽気になると、眠くなりますが年度末の忙しい時期、気を引き締めて頑張りましょう!

 

今日のブログはお勉強の日。

 

前回の坊僧池担当技術者、伊原くんから「現場密度試験」について振られましたので、今日は現場密度試験についてわかりやすく説明したいと思います。

 

まず、現場密度試験とは?

 

土の密度を現地において測定する試験で,盛土施工管理や単位体積重量の測定に用いられます。

 

土の密度って?

 

 

土の密度とは、土の緻密さ(ちみつさ)や締まり具合の程度を表すものであります。一般にその値が低いと粘土では含水比が大きく、沈下し易く、強度も弱い不安定な状態にあり、砂では支持力が小さく、地震により流動化し易くなります。

 

現場密度試験には砂置換法(すなちかんほう)とRI法がありますが、坊僧池整備工事では「砂置換法」を採用し試験を行っております。

 

では、砂置換法の説明です。

 

砂置換法を簡単に言うと、現場で土がどの程度、締め固まったかを検査するため、穴を開けて、出てきた土の乾燥重量を計り、容積は密度の分かった砂を自然落下させ、入った量から計算します。

 

土が一番締まる(密度がでる)時の含水比を最適含水比といい,そのときの密度を最大乾燥密度といいます.もちろん土質によってそれぞれ違います。「含水比(がんすいひ)とは土に含まれている水分の比」

室内試験である「突固めによる土の締固め試験」によって最大乾燥密度と最適含水比が求められるもので,現場の締固め度管理(現場密度試験による)などに使用されます。

現場での密度を,最大乾燥密度に近づけるために突固め試験によって求められた最適含水比を目標に含水比調整(加水など)を行い,転圧します。

 

現場で,最終的に必要なのは,現場での実際の密度であり、どの程度締まったかを測定する試験です。

 

 

1.穴を開け、穴から出た土の重さを量ります。

 

 

2.測定器に入った土の重さを量ります。

 

 

3.掘った穴に砂を入れ、残った砂の重さを量ります。

 

その後、穴に砂を入れる前と後との差で、穴に入った砂の量を逆算し、砂の比重から穴の体積を算出します。

穴の体積がわかると、掘り出した土の重さから湿潤密度が算出されます。

 

 

4.試験穴から取り出した土の含水比を測定します。

 

掘り出した土をフライパン法により水分を完全に飛ばし、乾燥させ、土の含水比を算出します。

ここで先ほど算出された湿潤密度と含水比により現場の乾燥密度が算出され、合否判定を行います。

通常、含水比試験は外注に依頼し即座に測定出来ないのですが、当現場は、土の含水比が即座に測定できるように、現場ハウスにガス・はかりを常備しております。

最大乾燥密度に対する現場密度は、工事・工種により品質管理基準に定められていて、現在行っているため池工事では、最大乾燥密度の95%以上となっています。

 

 

実際、現場では毎朝搬入された土の含水比を測定し、最適含水比との差を求め、最適含水比に近づけるように散水、撹拌を行いながら、土を敷均しています。

 

 

天候によって、土の敷均し後から転圧開始までに表面が乾燥する時もあり、その場合も敷均し表面に散水を行って転圧を開始します。

 

 

ため池工事の盛土は含水比管理が重要です。

 

含水比が低すぎると土に空隙ができ締め固め密度も低く、また透水試験でもその空隙に水が浸透し試験はアウト!になってしまいます。また、含水比が高すぎると、飽和状態になり転圧が出来なくなり、密度も出ません。

 

今回、初めてため池工事に携わりましたが、土の管理が非常に難しい工種だと、大変勉強になりました。

 

現在、坊僧ため池工事盛土工も終盤を迎えようとしております。

 

 

最後まで品質の良い製品を提供できるよう、品質管理には厳しく施工を行いたいと伊原君は思っていると思います(笑)。

 

では、今回のブログはこれで終了します。

どうでしょう?土の試験について少しはお分かりになりましたか?

 

以上、ICT事業部高木でした。

明日は、なぜか今週も機嫌の良い健ちゃんの出番です!