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VR、はじめてみました
2018.09.27
お疲れ様です。
今日も遅くまでお仕事お疲れ様でした。
気候も良くなってきたので週末のお出かけを予定していた方も多いでしょうが、今週末は台風24号の接近で諦めないといけない感じです。
前回の台風21号による風の被害もまだ復旧されていないところがありますが、更なる被害が無いことを祈るばかりです。
各作業所の台風対策もしっかりと行いましょう!
さて、昨日のブログにも出て参りましたVR!
先月の東京出張時に取得した技術を、当社にも取り入れました。
なぜVR?
我々建設業が施工を行っている元となる図面は2次元です。
この2次元図面では、熟練技術者や熟練作業者がみると何となくイメージがわくのですが、
それも、何となくなイメージだけです。
若年技術者や作業者が図面を見てもイメージが沸きづらく、現場に行って丁張りを入れて、はじめて何となく現場がわかってくるのが実状です。
図面を見るだけで3次元の物を、正確に想像することは事実上無理ですね!
そこで、このVRを使って、現場の完成した風景を見ることにより、若年者でも正確にイメージが沸く。
そして、危険な箇所や、施工しづらい箇所、施工の順番が明確になり、現場施工に活用できます。
実際にVRを活用して安全教育を行っている様子はこちら!!
実際に体験したい方、募集中です!
いつでも事務所へお越しください!
しかし、このVRデータは、このVRを見るために作成したもではありません。
現場で行う測量に使用するデータを変換してVRで見ています。
と言うことは、測量を行うためのデータがVRに使えただけなのです(笑)
私のブログで何度か登場したワンマン測量。
実際当社では、すでに活用しておりますが、ポイントを出すだけの測量になっております。
これでは、まだまだもったいない!
そこで、3Dによるワンマン測量を取り入れました。俗に言うICT測量ですね!
まず、3Dにより測量データを作成します。
データ作成は、難しそうに見えますが、操作に慣れればとても簡単に作成できます。
このデータを、スマートフォン等に出力!
実際に、この出したい場所を
このような画面で誘導してくれます。
本日、新規作業所の坊僧池ため池工事で、入社2ヶ月の新人森脇君と測量を行って参りました!
本人いわく、「こんな簡単に測量できるんですか?これなら俺でも丁張り入れれます!」とのことで(笑)
測量中、雨が降ってきたので、中断し、午後より出直す際、伊原班長も連れて行きました!
熟練技術者の伊原班長も、この便利さ、楽さには驚いておりました。
測量、丁張り作業での時間短縮。そこでも生産性向上へ繋がります。
そして、入社2年目の森脇君。
他の新規作業所、横尾作業所と嫁坂作業所のかんせい3Dデータを作成中です。
入社2ヶ月でも、作成できてます。
すごい。。
このように、当社では新技術を無駄なく活用し、現場での無駄を省く事を考え、実践しています。
それが生産性向上への一歩!
新規現場3件での、この取り組みでの効果がとても楽しみです。
それでは、本日のブログはこの辺りで。
本日の投稿は、ICT事業部 髙木でした。