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弊社のDX案
2025.05.19
お世話になっております。
土生です。
まず現場報告から
令和6-7年度 加茂第二堤防護岸(その6)外工事になります。
現在は現場に生えている樹木の伐採・搬出を行っています。
3次元データも9割書き終わりました。
修正設計の反映を随時行っていく感じになります。
現場報告は以上になります。
先日、髙木土木部長兼ICT事業部長のブログであった内容ですが
ICTの出来形管理図表にヒートマップ(各位置の設計面との高さの差分で色付けしたもの)があります。下のようなもの
このヒートマップをARで現場に投影することをしました。
福井コンピュータのソフトでは出来るのですが、弊社は建設システムのソフトを使っている為、そういう機能がありませんでした。
ので自社でアプリを開発しちゃいました。というお話です。
(あるに越したことはありませんが)プログラミングの知識は全く必要ありません。
開発費用も一切いりません。
パソコンのみあれば大丈夫です。
僕の場合はGoogleのAI Gemini(無料)に、アプリでやりたいことを書いて、コードを書いてね!
で終わりました。
内容は
出来形評価点がXYZ座標と比率(実測高と設計高の差÷規格値)の情報を持っているので
各評価点に球体の3Dモデル(サイズも形状も任意)を作成し、比率から指定の色を付けてOBJファイルで書き出しているだけです。
python(プログラミング言語)でコード書いてね★
といった感じです。
複雑なことをしてそうに見えますが、そんなことは一切なく、誰でも簡単にアプリ開発は出来る時代になっています。
ICTと一緒ですね!
3次元レーザー測量やドローンでの測量など
「なんか分らんけど難しそう」なことをしてるように見えますが、全然そんなことないですよと言う事です。
気になる方がおられましたら、土生まで連絡ください。
そんなこんなで今年はいろいろDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めようと思います。
別に難しいことをするのではなく、簡単にラクに仕事をしたいだけです。
楽をするために全力で勉強するといったところでしょうか。
去年まではコードを書いたり、システムの構造を考えたり、1馬力でDXを進めるのは厳しいと思っていたのですが、AIを駆使して開発スピードを2倍以上に出来そうなので、現場をやりつつ進めていきたい所存です。
弊社のDX案を半年ぐらいずっと考えていたのですが、答えが見えてきました。
弊社ではGoogle(AppSheet、Google Apps Script等)とLINE(LINE Messaging API)を利用して、システム開発はすべて内製化して、限りなく無料の状態でDXをやろうと思います。
色々手探りでやり始めているので、最初は時間が掛かりますが、慣れれば早いと思っています。(この1,2年で出来るかな・・・?)
あと最近気になっているのが3DGS(3D Gaussian Splatting)です。
まだ調べ切れていませんが、簡単にいうと写真測量に似た技術です。(知らんけど)
3Dレーザー測量の簡易版程度にとらえています。
360度カメラなどで動画を取りながら現場を歩いて、動画データから静止画を切り出し、切り出した各画像から位置情報を計算し、3Dモデル化するような技術ですかね。。
活用案としては、工事を受注して3次元起工測量をする前段階で現場のモデル作成したり、現場状況が変化する毎に現場のモデルを作成したり。。色々使えるのかな?と考えています。
(何がここまで自分を動かしているのかわかりませんが、勝手に仕事を作って、アプリ作ってみたり、DX進めてみたり。色々出来る環境が面白いのかもしれませんね。)
求む!システムエンジニア!
以上、土生でした。
次回は藤川さんです。