坊僧池ため池工事作業所日記
2019.01.22
お疲れ様です。
インフルエンザが異常な広がり方をしておりますね。
聞いた話ですが、定期検診に行っていた病院では、その日だけで80人のインフルエンザの患者が出たとか・・・
可能な限りの予防はしているのですが、怖いですね。。。
手洗いうがい、マスクの着用など皆さんも予防を徹底して、この冬を乗り越えましょう!
年明けから、ブログ当番の順番変更があり、たまたま大宗隊長と順番が並んでしまったので、坊僧池進捗状況は大宗隊長に任せて、私は違った方向で書きたいと思います。
ため池工事には、一般土木工事ではなかなか無い特殊な試験や構造物があります。
その中の1つ、本日は「洪水吐」について説明したいと思います。
洪水吐の役割は、設計洪水流量以下の流水を安全に流下させ、貯水位の異常な上昇を構造とする。
となっております。
また洪水吐を流下する流水の水勢を緩和する必要がある場合には、適当な減勢工を設けるものとする。となっていて、この減勢工の設計流量は、100年に一回の割合で発生すると予想される洪水量とする。
との事です。
で、現在洪水吐工施工途中なのですが、先日、減勢工の施工をこのような形で行いました。
この3列のブロック1つ1つにも役割と名前があります。
まず、上流側からシュートブロック、真ん中がバッフルピア、下流端がエンドシルとなっており、この3種類のブロックで水の勢いをおさえ、水路に放流するそうです。
ちなみに逆から見ると。。。
いかがですか?
実際ため池工事に携わらないと、聞くことも見ることも無い構造でしょ??
図面を見て施工するまでは「なんじゃこりゃーーー」って感じでしたが、完成した物を見ると、なるほど~と納得した構造でした。
現場報告ができないと、ブログって難しいですね(笑)
それでは、今日のブログはこの辺で!
以上、ICT事業部 高木でした。