阿南作業所、写真測量の実施!Part2
2017.10.10
当社ブログ読者の皆様、ご訪問ありがとうございます。
皆様のアクセス数が、社員一同の励みになり、ブログ更新を続けていくことができております。
今後とも、皆様に情報を発信していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
早いもので、前回のブログ更新から早くも当番の日がやって参りました。
月日が経つスピードって、本当に早いですね!
一日一日を大切に過ごしていきたい。そんな気持ちになります。
私のPCの壁紙には『今が大事』と書かれた格言を貼り付けています。
PC作業が終わって、デスクトップ画面に戻るたび、『今が大事』と言ってくれてる気持ちになれます。
『今』は『今』しかありません。
頑張らねば。。。
さて、前回のブログでご紹介した写真測量。
前回はドローンを飛ばすまでの流れの説明でした。
今回は、その後のデータ処理についてお話ししたいと思います。
今回は、テスト測量でしたので現場敷地の約半分を撮影しました。
事務所に帰り、データ解析開始です!
今回の撮影は高圧線の関係で飛行高度が低く、撮影枚数が354枚となりました。
当社は『Agisoft Photoscan』を使用し、解析を行っております。
この作業で写真を点群データに変換します。
ソフト使用手順にしたがって(これがなかなか難しい・笑)処理された画像がこちらです。
写真に見えている青い旗は、写真に座標を持たせる標定点。
うち、1カ所だけをチェックポイント(検証点)で今回は行いました。
ここで大事なのが、チェックポイントの精度です。
起工測量では10cm以内。出来形測量では5cm以内 と言う規格があります。
その規格に収まるかが毎回ドキドキさせられます。
今回の誤差は16mm!
高精度で処理を行うことができました。
引き続き点群データの間引きを行います。
使用しているソフトは『建設システム SiTE-Scope 』
写真に写った重機や草木、人などを取り除き、
規格に合った点群密度に変換します。
まずは点群密度変更前がこちら。
点群密度変更がこちら。
つぎに、点群密度変更したデータと3D設計データの対比を行って出力。
一応、ここまでが出来形写真測量での手順になります。
写真測量、本当に便利です。
点群データと路線データさえあれば、どこの横断図でも作成が可能です。
従来工法では、設計図面に記載されている測点のみ測量でのチェックを行い工事を進めていくのですが、
写真測量で行うと、管理測点以外の任意測点を簡単に取得、作図することができます。
外注業務も行えますので、ご用命がございましたらいつでもご連絡ください。
写真測量教室は以上です(笑)
また機会があれば、ICT土工について詳しく説明したいと思います。
以上、ICT事業部 髙木の更新でした!
明日は、井原 涉班長の登場です!
どんな盗撮が出てくるか!(笑)