Takagi×CIM開始!!
2017.11.15
皆さま、本日もお疲れ様です。
今日は風も強く、寒い一日でした。
社員の中には、咳をしたり頭が痛いと言っている人も居たり。。
(昨日、このブログで体調管理はしっかりと!と言っていた人も、今日は頭が痛いと言っていたのは内緒・笑)
インフルエンザの声もボチボチ聞こえ始めました。
手洗いうがいで風邪&インフルエンザ予防をお忘れ無く!
ICT土工第2弾の坊僧池整備工事。
本日、無事安全祈願祭を行いました。
発注者様も参加していただき、無事安全祈願祭を終えることができました。
気持ちも引き締まります。
先日から当現場のUAV写真測量を行ったり、三次元設計データを作成したりと楽しく業務をこなしておりました。
まずは、UAV写真測量からのご報告。
本現場は上部に障害物はなく、高度設定に制約されないので非常に気の楽な現場です。(笑)
当社ドローンでは着手前の起工測量では高度130m、土工工事の精度を出す出来形測量では高度70mで撮影をすることができます。
今回工事は、精度を追求するために70mで撮影計画を立て、実施しました。
UAV写真測量後の点群データ作成の様子がこちらです。
今回のUAV測量は、阿南作業所に比べ施工範囲が狭いためドローン飛行時間は2分弱。
現場での撮影時間はとても短く、標定点設置測量を含めトータル2時間程度で測量を終えてます。
気になる誤差は...
X,Y,Zのトータル誤差が1.5cmと高精度な結果となりました。
上記で求められた点群データを基に不要点除去を行い横断図作成です。
↓の写真のように路線データより横断データを抽出することができます。
本来、起工測量は設計図書に示されている測点の地形を確認するだけになっていますが、
測点を指定するだけで欲しい場所の地形を取得することができ、施工計画時に確認することができたり、問題点を事前に解決できたりと、使用用途は無限にあります。
次は三次元設計データの作成です。
本工事は掘削断面が複雑で段切りでの掘削を行います。
2次元の図面では仕上がり面の想像がつきにくい掘削もごらんの通り!
掘削仕上がり面を3次元で見ることもできます。
↑盛土完成時の確認も!
↑工事が完成した時の確認も!
三次元設計データを作成することにより、ICT建機に送信するデータだけに使わず、このように仕上がりを3次元で図化することにより、業務効率化、品質の向上、また生産性の向上への効果が期待できますね!
これがCIMですね!
新しい取組への挑戦!高木建設はCIMを始めました。
CIMって?
CIMとは、Construction Information Modelingの略で、調査設計段階から3次元モデルを導入し、施工・維持管理の各段階での3次元モデルに連携・発展させることで、一連の建設生産システムの業務効率化や高度化を目指した取り組みです。とのことです。
まだまだ始めたばかりなので、簡単な絵しか描けませんがICT事業部はCIMも頑張ってまいります!
そして、本日最後のご報告。
本日はICT建機に使用する基地局の設置テストを行って参りました。
阿南作業所では現場内に基地局を設置しての運用でしたが、本工事では本社に設置しようと思っております。
毎朝の固定局設置に時間を要するのでそのロスを無くすため!
これが本社設置への理由です。
まず、現場にある基準点に基地局を設置し、
続いて本社で現場からの補正情報確認と、座標取得。
ここでは、無事に受信してました。
次に取得した座標を基に、現場で確認。と、うまくいく予定でしたが・・・
本社からの補正情報が現場に届いておらず失敗。
今日は時間も無かったので、現場の機材を回収して本社に戻り、いろいろ設定を確認したところミス発見(笑)
明日、またテストを行う予定です!
しかし無線の力はすごいですね!
本社から現場まで直線距離で4.5Kmもあるのですが、現場からの無線は問題なく届いてました。
明日には本社への固定局設置を終了したいです。
長くなりましたが、ここ最近のICT事業部業務報告を終わります。
明日は常務からの報告です!
本日の投稿は、ICT事業部 高木でした。