またまたICT土工講座!
2017.12.02
お疲れ様です。
散水車の運転が非常に上手なICT事業部髙木です(笑)
今朝は冷え込みましたね!
今期2度目の霜が車のガラスにビッシリと!!
朝は何かと慌ただしいですが、運転前は、お湯でしっかりと解かせてからの運転を心がけましょう!
先日、私は運転免許証の更新講習に行ってまいりました。
講習時間はお昼1時から、30分講習です。
なぜこんなに短いの?
他の人に聞けば2時間講習の人がいたり、1時間講習の人がいたり・・・
はい。
ゴールドです(笑)
日頃から安全運転を心がけていると、30分で講習も終わりますよ!
ね~!たーちゃん(笑)
さて、前回のブログで失敗に終わっていた基地局の事務所設置。
無事、完成しました!
事務所に設置するのだから、綺麗でガッチリした装置にしたく、少し手間はかかってしまいましたが、
納得のいく仕上がりです。
どのようなつくりになっているか。お問い合わせいただけたら伝授いたしますよ!
そもそも、なぜ基地局を置く必要があるのか?
それでは、ここでICT講座のスタートです。
ICT建機にはGNSSアンテナ(衛星からの電波を測位)が装備されています。
しかし、これだけでは誤差が数メートルあるため、基地局を設け補正情報を与える必要があります。
補正情報を取得するには2つの方法があり、まず1つ目はネットワーク型RTK測位(VRS)。
VRS方式は現場に基地局を置かず、現場近くの数点の電子基準点から現場に仮想基準点を計算上で求め、これを基地局の代わりに使います。
電子基準点は国土地理院が管理して24時間測位が受けられており、この情報を基にジェノバのような補正情報配信会社が携帯電話網を通じて移動局のGNSSアンテナの座標を補正する仕組みです。VRS方式は基地局がいらないので、移動局だけを重機やローバーに取り付けて、ネットワーク補正情報を受ける環境を整えれば作業が始められます
言い方を変えれば、補正情報を情報配信業者から月単位で買うことになり、ICT建機、GNSSローバー等1台ごとの契約が必要になるので、台数が多くなるとコストは増してきます。
もう一つの方法は、当社が採用しているリアルタイムキネティック測位(RTK)方式です。
RTK測位では3次元座標がはじめから分かっている既知点(工事基準点等)にGNSSアンテナと受信機を据えて基地局として定め、重機やローバーに搭載した他のGNSSアンテナを移動局として使い、現場のアンテナと受信機は5つ以上の衛星の信号を解析して位置を確定するが、基地局の座標と衛星からの解析座標に差違が生じた時に、動かない基地局の情報から移動局に無線により「補正情報」を送信して精度を保ちます。
補正情報は1カ所の基地局から、複数台のGNSSアンテナへ送信することができます。
ICT土工。実に奥が深くおもしろいですね!
【土木の仕事ってかっこええだろ!!】
それとそれと!!
告知するの忘れておりました。すみません。
阿南作業所で作成したICT土工PR動画が完成しております。
よろしければご覧になってください!
それでは、今回の講座はこのへんで(笑)
次回の更新は、常務です。
お楽しみに~!