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ほ場整備をやってて一番アレな作業 

2021.12.03

いや〜寒くなりましたねー。  

朝晩、日が堕ちてる間の寒い事!
水が冷た過ぎてなるべく触りたくないんですが、先日の猛烈な雨のせいで、アレをしなきゃいけないんです。

  

そう! 潮干狩り。…ではなくて、水抜き作業で、僕らはミズカエとなぜかそう呼んでいます。   

何故かは判らないけど、ミズカエと聞けば、あ〜アレね。  

と心が遠くに行っちまいそうになります。

ミズカエと聞くと恐れて来なくなる人もしばしばいるので、なるべく唱えない方がいいみたいです。  
でもこれを怠ると本当に状況を悪くして、後に尾を引くので、さアやるか!と開き直る方がマシです。

 

しかし一面水浸しで鏡の様になってたり、凍ってたりで、だいぶ低いテンションからのスタートは、毎度の事です。

こうゆうちょこちょこ点在してんのも、あぅあぅあ〜てなります。  

こうゆう時、早く終わりたいと、闇雲にバラバラに動いても能率悪いし、途中で用事を作っていなくなったりは、心がぬかるむのでやらないのが紳士ですし、武士です。
さあ!諦めて一緒にミズカエの世界へ行ってみよー!

① こんな感じで水がシュンデいきます。
。。下へ行く程抵抗が大きいので、抵抗の弱い方へ流れ出て来るので勾配がある所は、空気と共に抜けて固くなります。

② こうゆう水溜りが出来てたとして。

③ 1番ディープでステイトな溜まりがDだとしたら迷わずDにポンプを据えてそこへ向けて他の溜まりの水を集め、一気に排出します。
関を切ったりバケツなどで運びます。
わざわざ排出口まで運ばず近くのDに集めて、他の水位が下がり孤立した溜まりの水をバケツなどに汲み上げDまで運びます。
Dに向けて流れてる溜まりは、まだまだ水位が下がるので取るだけムダ手間で、流れが止まるまで水位が下がってから取ります。
その間、他のステイトな溜まりを始末します。 
よく端から順にと習性が働きがちですが、高低差や片付く広さや取れる量によって優先順位を考えて動きます。
せっかく汲み取った水をまた土の上に撒くなんてと思うかもしれませんが、溜まり場の底は固くて溜め易くなっているので、シュンデいきにくいし、抵抗があるなら桶を置け…。とゆう駄洒落では無いのですが、後で重機などで回収してもいいと思います。

④おそらく、こんな感じで水は蓄積しているので、表面の水を抜いたからと車を走らすと…土の中は水のせいで真空状態に近いので、下の方の水までポンプアップしてしまい、長く表面がぬかるんだ状態で作業をする羽目になります。
水は零度以上なら蒸発を始めるらしいけどこれだけ地熱が低いとあまり期待出来ないので、コツコツとミズカエをするのが望ましいです。
どれくらい時間を置くとかは、歩いてみて「なんとかなるかな」と感じたら大体なんとかなります。
そうやってやっと作業が動き出します。
やれやれ。

オワリ